聖人カレンダー
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1月1日 神の母聖マリア

聖母マリアは、神からのお告げによってイエス・キリストを懐胎した。
5世紀に、コンスタンチノープルの司教ネストリウスが「キリストは、神性と人性という二つの異なる本質を持っている。そして聖マリアは人間キリストの母<クリストトコス>であるが、神の母<テオトコス>であるとはいえない」と唱え、教会を混乱させた。その解決のために、431年、エフェソ(現在のトルコ)公会議が開かれ、「キリストは、真の神、真の人間であり、両性は一致している」ことを再確認した。また「聖母マリアは、キリストの人性と神性における母であるので、神の母<テオトコス>と呼ばれる」ということを決定した。
この日はクリスマス(12月25日)から数えて8日目であり、昔からみどり子イエスと聖母マリアの関係を祝う習慣があった。
「神の母」という祭日は、エフェソ公会議から1500年祭にあたる1931年に、教皇ピオ11世によって制定された。
